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江戸小紋とは

秋の新作江戸小紋

 秋の江戸小紋 2008年 「文久小紋」
 生地に主型、消し型の二枚の型紙で型付けし染められるため職人仲間では追掛(おっかけ)とも呼ばれます。
一枚の型では彫ることのできないほどの細かで複雑な柄を染めるため、柄を分解して型を二枚に彫り分け、その型を寸分違わず重ね合わせて糊置きし、染めることでひとつの柄が浮かびあがります。
紗張りの無い時代細かい線描点の描写を表現する型彫りの技法として一枚では彫りきれない図柄を二枚、三枚と彫り分ける方法が編み出されました。
近年では技の競い合いともいえるこの図柄に携わる型紙の彫師、染師とも少なく、文久小紋はその繊細な柄とともに大変貴重なものとなっております。
文久小紋 文久小紋
 
 
photo   「クロワッサン特別編集 着物の時間2」(2008/10/1発売)の取材のため、スタイリスト 原由美子さんがご来店された際に行なわれた「江戸彫師 矢田 幸蔵 氏」と「江戸小紋染師 根橋 秀治 氏」による実演の様子をご紹介致します。
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photo   型紙は和紙を渋紙で張り合わせたものを使います。
小刀を静かに動かし細かな線や丸みを鮮やかに彫りぬいていきます。
   彫り上げた主型と消し型。
彫り上げるには1ヶ月以上かかります。
photo   ゆがみのないよう白生地をぴったりと板に張ります。
photo   《主型の糊置き》
主型の糊置きがすんだ白生地。
主型一枚だけでは柄がわかりません。
photo   〃上〃 画像の上半分に主型を糊置きしたところ
〃下〃 消型を重ねたところ
 
二枚の型が重なると紗綾形と雪輪に松の葉がうかびあがります。
photo   糊置きを終えた白生地に引き染め→水元→地直し等の工程を経て染め上がってきた反物です。
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