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江戸小紋
江戸小紋という名称は、昭和29年重要無形文化財技術保持者認定の折、京都の小紋と区別する為に国から命名されました。
江戸の頃、定小紋(さだめこもん)として武士の裃に見られるだけの柄が、職人の手の揃ってくることで庶民のきものにも利用されるようになりました。庶民のきものに着用されることで小紋の柄に拡がりが出てまいりました。森羅万象全てを柄に取り込んでしまう庶民の企画力は、驚くばかりです。

「竺仙の江戸小紋」
竺仙の職方は昔から手仕事のみです。近頃制作方法もさまざまです。江戸小紋も昔同様1.5丁判。3丁判といわれる型紙を使用されているとは限りません。
江戸小紋の味は、割物(同柄を繰り返す)をきれいに染め上げるばかりではないのです。職人さんの息遣いが作品に表れ、味わいが出るというものです。私共は、そこまで感じとって頂き度品物作りに精励致しております。

竺仙の浴衣を支える日本の職人達

浅野榮一の手付手染江戸小紋のご紹介
浅野 榮一 浅野 榮一 あさの えいいち
昭和21年茨城県生まれ
平成19年厚生労働大臣賞
現代の名工 卓越技能賞受賞
平成20年黄綬褒章受賞

江戸小紋型染師として著名な浅野 康の長男として生まれた。少年時代、更紗染めの習得を志し16歳で更紗染めの名人三代目更勝の許で修行したのち、20歳にして茨城県美浦村の父の許に帰り小紋染めでもとりわけ縞柄の道に入った。
縞柄は、型送りの乱れが毛筋半分も許されない厳しさと、体調の変化がそのまま作品に反映される恐ろしさを持っている。
小紋染めの板場という環境の中で父から縞柄の型付染めの厳しい指導を受け、筋・唐桟の縞物の難しさを父譲りの技法で克服し、平成19年には厚生労働大臣賞「現代の名工」卓越技能賞を受賞。更に翌20年には唐桟縞手染め技術を認められ黄綬褒章を贈られる。縞彫りの人間国宝であった故児玉 博氏の型紙のみを使用している。
今や少ない江戸小紋師としてその充実した仕事ぶりは注目を集めている。氏は「伝統の縞柄を駆使して新しい味を出す創作をしたい。」と意欲は衰えることがない。

根橋 秀治のご紹介
根橋 秀治 根橋 秀治 ねばし ひでじ
昭和25年2月22日生

新宿高田馬場生まれ。初代から三代目までは、信州の長野で藍染専門を手掛けていた紺屋である。
四代目の父・千尋が昭和初期東京目黒の京屋に弟子入りし江戸小紋の技を習得。後現在の早稲田で独立。
昭和25年、秀治誕生の日に現在の工房で棟上、五代目の誕生となる。物心ついた小学四年の頃、近所の引き染の工房に目を惹かれ父のあとを継ぐと決めたと言う。昭和43年都立八王子工業高校色染化学科卒業。
江戸小紋を中心に引き染、引染めぼかし、紅型染め等従来の技法にとらわれず、かつ繊細でのびやかな美しい技の数々には、染師根橋秀治氏の人柄が伺える作品が多い。江戸小紋は概ねしごき染技法による染めが多い。それは柄が細かい故の技法であるが、根橋氏の江戸小紋は引き染めで仕上げており通常のしごき染めでは難しい深みを感じさせるやわらかい色合いを染め出している。

1978年労働大臣認定一級染色技能士
1982年職業訓練指導員免許染色科取得
1995年通産大臣認定伝統工芸士
2007年東京都優秀技能賞者(東京マイスター)知事賞受賞
2008年東京都伝統工芸士 伝統的工芸品産業功労関東経済産業局長表彰
2009年厚生労働大臣認定 現代の名工卓越技能者賞受賞

他、全日本新人染織展京都市長賞。
全国小紋友禅染色協議会中小企業庁長官賞優秀賞。
日本伝統工芸士会作品展、全国伝統工芸品公募展等入選。
第54回全国小紋友禅染色競技会経済産業大臣賞。

長板中形

長板中形のイメージ

「長板中形(ながいたちゅうがた)」は、江戸時代の浴衣制作技法でございます。最近浴衣の照会の折、「長板中形」と書かれているお品を拝見します。
しかし多くは残念ながら本物の長板中形とは異なります。
長板中形とは約7mの縦の板に生地を張り中位の型紙を用いて、表と裏別々に糊置きを行い表裏の両面柄がぴったり合ったことを確認後に藍甕(あいがめ)で浸染染め(しんせんぞめ)を行った中形(浴衣)を指す言葉です。
表裏の柄合わせがきちんとできていることを「裏が返る」と申し長板中形の真骨頂で、江戸時代から始まり、明治時代に大変流行した江戸ゆかたの主流です。

注染

注染のイメージ

「注染(ちゅうせん)」とは、明治20年代に始められた染料を注ぎ込む、手拭、ゆかたの独特な染色法です。藍の注染ゆかたの絵際の美しさ。
これぞゆかたと言われる所です。
注染は職人が1日数反しか生産できない時代、当時としては、ゆかたを生産する画期的な方法と言われ、今でも夏物衣料として洗濯に耐えられる堅牢な染色法です。

引き染

引き染のイメージ

「引き染」とは、もともと型染を行ったり、無地染を行う際に使う刷毛染めのことですが、竺仙では紅梅小紋、奥州小紋の染色方法として使用しております。
小紋染で使われるしごき染に比べ発色状態が美しい為、手のかかる引き染で仕上げております。天然染料ではなく化学染料を使用している為、冷水で丸洗いできます。

しごき染め

しごき染めのイメージ

「しごき染」とは、染めの技法のひとつで、染料を混ぜた柔らかめな地色糊を、生地全体にしごきべらとよばれるへらで塗りつけて、地染めをします。
生地の表面だけが染まり、裏は染まらず白色のままです。
特に江戸小紋の染色にも使用され、絹紅梅小紋や、絹紅梅小紋絵羽などの地色を染めるのに用いられます。

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