2014.10.30
竺仙小紋新年の装い
新しい年のご挨拶、初詣のお出かけなど、着物をお召しになる機会も増える季節です。
そんなお出かけに気持ちも晴れやかになりそうな、着物とおめでたい柄の染帯のご紹介です。
江戸小紋 唐桟縞 02-145725 江戸小紋 厄落し 05-144622 江戸小紋 上代紬地万筋 02-133106 江戸友禅帯 青海波に宝船15-146774 江戸友禅帯 南天菊15-146775 江戸友禅帯 十二支柄 07-145908
クリスマスコーディネートでもご紹介いたしました唐桟縞小紋。
合わせた帯は目も冴える水色地に 宝船の江戸友禅名古屋帯です。
吉祥模様の青海波に金箔を散らした模様は 新年にふさわしい装いです。
こちらはよく見ると、大根におろし金が染められています。
大根=役=薬味⇒厄をおろす の意味の縁起柄です。
合わせた帯は江戸友禅染帯。
不老を表す菊に難を転じる=南天が描かれた こちらもおめでたい柄です。
上代紬生地の万筋小紋に合わせたやさしい色合いの手描帯。
十二支の帯はお正月時期の限定の柄かもしれません。少しひねりをきかせ、戌はチワワ 鶏はミミズクだったり、 どの動物達もかわいらしい表情を見せています。
十二支の柄が描かれていますが
平成27年の主役はこちらに↑
初詣のお出かけに摺り疋田小紋
二つの帯を合わせてみました。
摺り疋田は型紙の上から染料を刷り込み絞りのような柄を染める 技法です。
こちらの小紋は九片の型紙を使っています。
手仕事の濃淡で紅梅色の着物に温かさがあります。
合わせた帯は手描き名古屋帯。
黒地の縮緬生地におもちゃ尽くしが手描きされています。
初詣にお召しいただきたいクラシカルなコーディネートです。
こちらも同じく縮緬生地の型絵染名古屋帯。 鮮やかな黄色地に花の丸の柄。 梅や笹の柄を前面になるように締めると お正月らしい晴れやかな装いになります。
お問い合わせ 加藤までkato@chikusen.co.jp
2014.10.14
竺仙小紋 クリスマスコーディネート
冬の季節にむけて新作帯が染め上ってまいりました。
ここではクリスマスの集いや12月のお出かけにおすすめのコーディネートをご紹介いたします。
江戸小紋 変わり市松 01-133743 江戸小紋 唐桟縞 02-145725
江戸友禅名古屋帯 クリスマスの天使 45-144760 江戸友禅名古屋帯 サンタクロース 07-145907
江戸小紋 大小霰 05-126185 ローケツ手描き着物 11-128229
ローケツ手書き名古屋帯 格子 67-145130 金彩更紗手描き名古屋帯 67-139988
モノトーンで染められた江戸小紋。
洋の雰囲気もある市松模様にターコイズブルーの名古屋帯。
モミの木の空を天使達がリースを運んでいます。
前柄にはかわいらしいクリスマスツリー。こちらの帯は
[クロワッサン特別編集 永久保存版 着物の時間。]
粋な印象の唐桟縞ですが、こちらは金茶や薄紫、黄色の三色が
溶け込み、意外なほどやわらかでかわいらしい着物になりました。
真っ白な塩瀬生地に描かれたクリスマスモチーフが
華やかさを 添えています。
着物も帯も古典柄ですが、雪にみたてた霰の着物に
赤と緑のクリスマスカラーの帯で合わせています。
シンプルな柄なので、帯留など小物にこだわる楽しみもあります。
柔らかな一越縮緬に手描きされた着物。
帯はざっくりとした風合いの赤城紬地の名古屋帯。
更紗を縁取る金彩が気軽なパーティなどでも
さりげないクリスマス気分が出せるのではないでしょうか。
お問い合わせ 加藤 kato@chikusen.co.jp まで。
2014.09.24
竺仙 男性正絹着物
染めにこだわる竺仙の男着物。
江戸小紋に続いて絓引き(しけびき)小紋のご紹介です。
コシのある刷毛に色とりどりの染料をつけ、生地の上を滑らせて染められます。
【春の竺仙小紋~春から夏の単衣コーディネート】でもご紹介いたしました絓引き。
緑がかった縹色と落ち着いた利休鼠。
どちらも男性にお召しいただけるような地色に様々な色の線が描かれることで より深みのある表情が生まれます。
着尺 67-145124 着尺 67-145123
博多帯 23-146785 博多帯 23-146787
生地は本駒お召 1尺1寸巾 。 体格の良い方や羽織のお仕立ても可能です。
お問い合わせ 加藤 kato@chikusen.co.jp まで。
2014.09.19
2015年干支手拭出来上がりました。
販売開始しております。972円~1,188円一筆箋セットや江戸帖セットでご購入の方には割引がございます。
お問合:担当児島 kojima@chikusen.co.jp ☎03-5202-0991
毎年発表の宝船と千社札のほか、白羊の中はすごろくで目出たさを表現し、赤ぼかしはひつじ雲を描いております。
お色違いの白と水色のひつじは「雪」と「空」を表現致しました。
白地はそれぞれ¥972 地色が染まっております3柄は¥1,188でございます。
2014.08.12
竺仙 秋の単衣のご紹介
9月にお召になる着物は単衣仕立てになります。たった一か月の期間ですが
夏の暑さが残る9月初旬から、徐々に秋めいてくる下旬へと、変化する季節に合わせた装いをご紹介いたします。
着尺 02-136157 帯 08-144048
晩夏のまだ暑い頃に涼しげなコーディネートは如何でしょうか。
染師 浅野栄一が染めた十二縞小紋。
型紙は故・児玉博による十二種類の縞柄を合わせた貴重な江戸小紋です。
知念紅型研究所で染め上げた琉球紅型は絽縮緬で、夏の名残の強い日差しにも映える名古屋帯です。
竺仙越後型小紋と織名古屋帯 竺仙型絵染小紋と染名古屋帯
どちらも引き染小紋です。生地はそれぞれ栗繭紬(右)と一越縮緬(左)を使っています。
裏をつけて袷仕立てにしますと、そのまま秋から冬にかけてお召しいただけるような色合いの着物ですが、
帯と小物選びで秋単衣の装いにしてみました。
着尺 48-136236 帯 67-133851
秋を先取りするコーディネート。野草原と茶屋をモチーフにした型絵染小紋。
横糸に栗繭を織り込んださらっとした風合いの着尺に、柿渋色のローケツ手描き染名古屋帯を合わせています。
着尺 48-145896 帯 68-144115
ざくろ唐草の越後型小紋。帯は、[春から夏の江戸小紋]でもご紹介いたしました。
経駒糸で透け感のある南風原花織(ハエバルハナオリ)名古屋帯。秋の着物にもぴったりです。