


2025年日本の夏は今年も長く、暑い熱い陽ざしの日々でございました。9月中旬過ぎても残暑は続き、日本の四季がどうか変わらずに続きますようにと願うばかりでございます。
この美しい日本の風土と培われた文化や歴史に感謝をし、日々を存分に謳歌することが出来るのは、少しずつの積み重ねの中で大切なことなのだと改めて感じております。
熱い日差しの中、日本橋竺仙にお越し下さり本当にありがとうございました。
今年もお客様お一人おひとりの熱量が伝わってまいりました夏でございます。
バトンを繋いで183年目の夏。
長い歴史の変遷の中で培ってまいりました技術の継承、竺仙の染め、竺仙の生地、竺仙の意匠、絶やさぬようにと日々努め新しい物をも追求し、前に向かって歩いております。
時代とともに変わりゆくものと向き合いながら、今の竺仙を皆様にご覧頂きたく日々研鑽を重ね、これから先も「これが竺仙」と思っていただける作品作りに励んでまいります。
児島 記
価格の変動がある商品もございます。
また、染が出来ない商品もございますので
直接お問合せ下さい。
TEL:03-5202-0991
E-mail:kojima@chikusen.co.jp
担当:児島まで

本年度竺仙DM柄
日本画家宮﨑 優氏が描いた作品です。
紅梅小紋の美しさを宮﨑 優氏の描く世界間を通し美しく表現してくださいました。
発表と同時に帯と併せご注文を多くいただきましたお品物でございます。

竺仙内撮影2025年「店主が選ぶ今年の新作」より
見る人の目も涼しく着心地の良い竺仙乱絽の生地。
お召しになる方ご本人が一番実感出来るかと存じます。
大きく描いた竺仙定番の朝顔の柄を白地で描き本年度発表致しました。

掲載写真は(株)ハースト婦人画報社発行 美しいキモノ
2025年夏号(No.292号)116頁掲載
(帯・小物他社製品)
竺仙定番の生地となりましたかげろう生地。
ベースを黒で染め微妙に変化していくほおずきを日本画家の宮下真理子氏が観察しながら描いた作品です。
今年は、鮮やかな青地でお染めしたかげろう生地「薔薇の柄」も併せて人気がございました。

2025年竺仙内撮影
本年美しいキモノ夏号で、SNOW MAN 宮舘涼太様が見開きで着用してくださったことでも話題を呼んだお品物になりました。
着る方の個性が光るお品物でございます。
盛夏の時期になる前に、秋口にもお召いただける着用シーズンが長い紬ゆかたでございます。
半衿を付け夏のお洒落着としてお召し頂くシーンも増え、帯でアレンジが楽しめることも紬地の魅力でございます。

掲載写真は(株)ハースト婦人画報社発行 美しいキモノ
2025年夏号(No.292号)116頁掲載
(帯・小物他社製品)
ここ何年も色合いの綺麗なお色の絹紅梅をお求めの方が多く、雑誌・メディアでも多く取り上げて下さっておりますお品物でございます。
今年は、オレンジベースでお染めした花の丸文様柄がランクイン致しました。
絹紅梅が持つ繊細な糸の生地感も、盛夏の時期だからこそ味わえる楽しみでもございます。

掲載写真は2025年世界文化社発行 家庭画報
2025年8月号 156~157頁見開き掲載
(帯・小物他社製品)
モデルは女優の月城(つきしろ)かなと様。
宝塚では雪組トップスターとして活躍され、現在はテレビドラマやバラエティ番組で活躍されていらっしゃいます。
透き通る美しさの中に芯の強さを備え、見る人を惹きつける月城かなと様。
紫ベースで染めた竺仙松煙染小紋、大きな花びらだけを描いて染めた「菖蒲花」を凛とお召し下さいました。

掲載写真は(株)ハースト婦人画報社発行 25ansヴァンサンカン
2025年7月号(No.550号)102頁掲載
モデルは俳優の天翔天音様(俳優 藤岡弘様の次女)
時を重ね開発した竺仙コーマ生地。この生地名も定着してまいりました。
爽やかなお色遣いで染めた「ブルベリー」柄
品も良く古典の香りも残し、若い方がお召しになるとより一層映えるゆかたでございます。
天翔天音様も現役音大生です。

竺仙内撮影2025年「店主が選ぶ今年の新作」より
江戸の香りが残る竹節の中に横縞を施し菊を多種に描いたデザインは
奥州絣との相性も良く、奥深い粋を上手く表現しております。
博多八寸紗献上の爽やかな水色の帯で上品さも表現致しました。

竺仙内撮影
竺仙コーマ生地は、日本舞踊やミュージカル等のお稽古着としても好評でございます。
足さばきの良さと自宅で何度もお洗濯しても衿がへたらない肌に触る触感が心地よいというお声を多くいただております。
清々しい水色で染め上げ吉原繋ぎの柄で表現致しました。
「べらぼうよ」と粋な方達にも人気がございました。

竺仙内撮影2025年「店主が選ぶ今年の新作」より
水辺の風景や家屋を繊細に描いた茶屋辻模様はきものの柄として多く見られます。
格も高く江戸風情も感じとることが出来お持ちの方も多いのではないでしょうか。
茶屋辻文様の柄を綿の白地の生地で紺一色できっぱり染め上げました。
価格の変動がある商品もございます。
また、染が出来ない商品もございますので
直接お問合せ下さい。
TEL:03-5202-0991
E-mail:kojima@chikusen.co.jp
担当:児島まで

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