昔から男物のきものはお召か紬の先染め(糸染)と決まっており後染(生地の上から柄を染めあげる)きものは芸人さんのお召しになるものと言われておりました。
そこでこの度男性がお召しになっても派手さの無い渋味のある着物を染めあげてみました。柄は網代に蚊絣といずれも格調の高い柄を選びご紹介いたします。反物は約1尺1寸の広巾を使用し型紙も広めに彫り背の高い方や体格の良い方にもお召し頂けます。生地は縮緬を使用男性がお召し頂いてもシャリ感のある風合いを醸し出しております。今回はその中から卑近な柄を選んでみました。
コシのある刷毛に色とりどりの染料をつけ、生地の上を滑らせて染められます。
【春の竺仙小紋~春から夏の単衣コーディネート】でもご紹介いたしました絓引き。
- 着尺
- 67-145124
- 博多帯
- 23-146785
コシのある刷毛に色とりどりの染料をつけ、生地の上を滑らせて染められます。
【春の竺仙小紋~春から夏の単衣コーディネート】でもご紹介いたしました絓引き。
- 着尺
- 67-145123
- 博多帯
- 23-146787
左:網代小紋(あじろこもん)網代市松
右:蚊絣小紋(かがすりこもん)
帯:トランプ柄博多角帯(参考商品)
- 網代小紋網代市松
- 34-124296
- 蚊絣小紋
- 34-124129
しなやかな一越縮緬に網代格子、蚊絣をそめております。
上:蚊絣小紋、下:網代小紋