2021.01.14
竺仙ものづくり日記
1月7日の緊急事態宣言の発出及び日ごとの感染者数を鑑みまして、明日から開催予定でありました竺仙展を中止させていただくことといたしました。
感染防止対策を徹底し広い会場での開催を目指し準備してまいりましたが、ご来場のご予定を組んでいらした方々には直前のお知らせとなりましたことをお詫び申し上げます。
令和3年夏のゆかた新作発表として、まずはお取引させていただいている皆様に向けて、直接ご覧いただけるよう竺仙本店に準備いたしました。
ご案内状をお持ちの方でご希望がございましたら竺仙担当者にご連絡ください。日時のご予約を承りご案内させていただきます。
昨年からのコロナ禍にあり、各地のお祭りや花火大会、成人式など各種行事もなく、浴衣や着物を着て出かけることも少なくなりました。
ものづくりの現場にも影響がでて、思うように染場を稼働できなくなったり、やむなく廃業を決めた職人もいると聞きます。
このままでは着物の伝統的な文化やものづくりの技術が途絶え、次の世代に伝えることが出来なくなるかもしれない、という危機感と無力感を感じています。
以前から大先輩方に、関東大震災や戦争時には型紙を持って逃げたという昔話をよく聞いてきました。
今は私たちが乗り越えて伝統と技術を伝え残していかなければなりません。
だからこそ前進し、新しいものづくりを続けています。
今年の夏には浴衣姿で沢山お出かけが出来ますように。
お家の中でお召しになれば、旅行気分を味わえたり女優に変身出来たり、楽しみ方がたくさん詰まった浴衣を今年もつくりました。
新柄はもちろん、定番柄や久しぶりに登場する懐かしい柄までございます。
これから様々な形で発表していきますので、どうぞ楽しみにしていてください。
2021.01.08
竺仙の令和3年1月の営業日についてのお知らせ
明けましておめでとうございます。
令和3年もスタート致しました。2度目の緊急事態宣言も発令され、それに伴い
毎年1月と2月に行っておりました展示会の中止を決定致しました。
3月と4月に改めて行うことといたしました。
1月の臨時休業日は無くなりカレンダー通り土日祝日のみのお休みとさせていただきます。
色々お伝えしたいことはまた改めましてお話させていただきたいと思います。
今年もどうぞ変わらずのお付き合いをお願い申し上げます。
株式会社 竺 仙
2020.12.29
竺仙年末年始営業と臨時休業日のお知らせ
2020年、この一年があとわずかとなり幕を閉じます。
誰も想像さえしなかったこの現実と向き合い沢山の犠牲と我慢をしましたが、沢山のことを学んだ一年でもありました。世界がこの社会が大きく変化した年となりました。
改めてこの一年を振り返り、自分のことを差し置いてでも私達と関わるスタッフのひとり一人に優しいお言葉を掛けて下さり笑顔を届けて下さり勇気と元気を頂きましたお客様の皆様のお陰で上を向いて頑張ることが出来ました。
感謝の思いとともにお礼申し上げます。お陰様で全員無事に健康で年を越せそうです。
来年は丑年、どっしりと穏やかで安寧な一年になります事を願います。
どうぞ良いお年をお迎えください。
12月29日火曜日 午後2時 今年最後の営業日
令和3年の仕事始め
1月7日木曜日 9時~16時迄営業
土・日・祝日のほか1月の臨時休業日
1月15日金曜日 臨時休業日
1月22日金曜日 臨時休業日
竺 仙
2020.12.23
もうすぐ大晦日。厄除け・疫病退散に願いを込めた竺仙の干支手拭日本橋・三越展開中
本館4階和雑貨コーナーにて竺仙の干支手拭を展開中でございます。
四柄に願いを込め制作致しました。干支にかかわるものを身に付けて
おりますとそれだけで厄除けになると言われております。
担当:福本達也
2020.12.12
日本橋髙島屋7階和雑貨売場、常設の手ぬぐい柄交換しました。
日本橋髙島屋様では竺仙手拭いの常設コーナーを設けていただいております。定番の色ばかしの竺仙麻の葉柄や手彫りの技が楽しめる豆の大きさがふぞろいの豆絞りの柄、新年に向けて松、福笑いの柄。タヌキには申し訳ないのですが急に寒くなってまいりましたので、背中の火があったかそうなカチカチ山の手拭いもご用意いたしました。コロナ禍中、心のもやもやを吹き飛ばしてくれる縁起の良い柄ばかり集めました。飾ることで厄除けにもなり身近で使うことで福を呼んでくれる柄をご用意致しました。日本橋の街もクリスマスに向け華やかな装いで迎えてくれます。街を楽しみながら是非お買い物も楽しんでいただければ幸いです。 担当:木村泰隆
2020.12.11
西武池袋7階呉服売り場で干支手ぬぐいを展開中
今年もあとわずかとなりました。来年の年明けもまだ自粛体制のまま私達の生活は
続くことかと思いますが、年明けは縁起を担ぎ幸せて明るい1年をと願う気持ちは
皆な一緒です。西武池袋7階呉服売り場で竺仙干支手ぬぐいを展開中です。
柄は絵馬と千社札と牛頭天王の3柄を展開しています。
牛頭天王は疫病退散の神様でもありここ日本橋竺仙小舟町の守護神でもございます。
絵馬も右肩上がりに描き福を呼び寄せるチカラがございます。
千社札に描かれた牛は安寧で平和な1年になりますようにとの思いがございます。
是非西武池袋にもお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ちしております。
担 当:木村泰隆
2020.12.11
新宿髙島屋11階 和雑貨売り場隣のマスクコーナー
今年もあとわずかとなりました。コロナに振り回されたこの1年。
雑貨売り場隣のマスクコーナーの前面にて竺仙マスクを展開しています。
心和む竺仙のゆかたの意匠で制作致しましたマスクで気持ちをほぐして下されば
幸いでございます。
竺仙紬ゆかたのマスクと竺仙奥州小紋のマスクを販売中です
クリスマスプレゼントとしても喜ばれるかと思います。
是非売場にお立ち寄りくださいませ。担当:木村泰隆
2020.12.09
竺仙ものづくり日記
竺仙では、師走に入ってすぐに大掃除を行いました。
毎年、年明けに新作発表の展示会が控えておりますので、年末年始は大変慌ただしくなります。
ですので、きちんと掃除が出来るように少し早めに行い、1年の汚れをしっかりと落とし、今年も無事に大掃除を終わらせる事ができました。
展示会は竺仙創業の地である浅草で行います。
創業当時の竺仙の店内を想像してしつらえた展示会の写真は今年のものですが、来年はどのような展示にしようかと今は頭を悩ませております。
竺仙の現在の所在地、日本橋小舟町も浅草にたいへん縁のある町です。
雷門をくぐり仲見世を進んでいくと、浅草寺山門の宝蔵門(仁王門)があります。
宝蔵門に掛けてある大提灯は小舟町奉賛会からの奉納ですので、大きく小舟町と書いてあるのが見えます。
雷門や本堂の大提灯が有名ですが、浅草寺を訪れた際にはぜひ宝蔵門の小舟町大提灯にも注目してみてください。
また、日本橋小舟町の守護神、八雲神社にちなみ「牛頭天王(ごずてんのう)」の手ぬぐいを染めました。
小舟町八雲神社は、牛頭天王三社の三の宮です。
牛頭天王は祇園精舎の守護神、薬師如来やスサノオノミコトと同体視され、江戸時代までは広く信仰されてきた神様でした。
全国の祇園社、天王社の主祭神として、疫病を防ぐ神として祀られていましたが、明治の神仏分離令でその名は消えてしまいました。
八雲神社天王祭は、350年以上にわたり斎行していますが、青龍、朱雀、白虎、玄武の四神旗を飾り、その様子は江戸時代の浮世絵にも見られます。
手ぬぐいには牛頭天王と四方を守る四神を描き、除災、疫病退散の願いを込めました。
来年の干支は「丑」ですので、ご注文も多く戴いております。
只今在庫切れにて追加生産しておりますので、少々お待ちください。
2020.11.27
竺仙紅型染の染師・知念紅型研究所15代目当主知念冬馬氏の描いた作品がチョコレートのパッケージに。