竺仙|浴衣(ゆかた)天保13年創業の呉服屋

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新着情報

2017.12.18新商品情報(きもの・帯)江戸小紋の柄 麻の葉

麻の葉の柄は、幾何学的なシンプルな連続模様で、着物に限らずよく使われる意匠です。

六角の星のような形は麻の葉をかたどっています。

昔から神事にも使われてきた麻は節がなく、すくすくと強く伸びることから子供の成長を願う縁起柄でもあります。

麻の葉模様が染められた着物、帯は数々ありますが、今回は江戸小紋三点をご紹介。

 

DSCN6914 手前より06-153109 05-104274 05-151611

同じ麻の葉の江戸小紋でも柄の大きさや型紙の表現の仕方によって印象が変わります。

大きい麻の葉小紋はカジュアルな街着として・・・。

真ん中の着物はスタンダードな昔から目にする大きさの麻の葉小紋。

 

手前の藤色の着物は極細の錐彫りの型紙を使って染められた〈向かい鶴麻の葉〉。

よく見ると麻の葉の中に鶴が組み合わされており、どちらも吉祥模様です。

紋をいれると少しフォーマルな席にもお召しいただけます。

 

 

DSCN6722DSCN6720

麻の葉柄の中でも鹿の子模様で麻の葉を形作る『半四郎鹿の子』と呼ばれる柄。

歌舞伎役者5代目岩井半四郎が八百屋お七を演じた際にこの柄を着てから庶民に流行したとも言われます。

江戸時代の女性もこんな染物をきていたのでしょうか?

江戸の街着の装いを思わせるカジュアルな着物に合わせて紅型染めの名古屋帯をコーディネートしています。

琉球紅型の柄としては少し異色の柄ですがとても人気のある柄です。

向いあわせにハトが並び、お締めになると楽しい帯です。

DSCN6883

琉球紅型名古屋帯 染・知念冬馬  08-151648

 

 

お問い合せ   kato@chikusen.co.jp 商品部 加藤まで

 

2017.06.29新商品情報絽縮緬 手描き附下

竺仙では浴衣 江戸小紋といった型紙を使った染物だけでなく、友禅などの手描き染めによる商品も作っています。

今回はこれからの季節にお召いただきたい夏の附下をご紹介いたします。

コピー ~ DSCN5161 左67-151120 右67-151119

どちらの反物も『桐山紫香』作。直接生地に柄を描き上げていく素描で夏秋の野の花を染めております。

DSCN5198 上前身頃と衽は柄が合うようにのびのびと描かれています。

コピー ~ DSCN5209 生地は絽縮緬。

 

夏の生地といえば絽ですが、こちらは“絽の透け感のある縮緬地”です。

本来、絽縮緬は単衣と夏物の間のわずか数週間足らずが着用時期、という贅沢な着物です。

強い撚りをかけた糸で織られるため、特にこの時期湿気や汗などの水分で縮みやすいともいわれる絽縮緬ですが

こちらの生地は撚り糸に工夫を重ね、縮緬のシボ立ちも抑えてあります。

そのため、夏の近づく今はもちろん、盛夏にも、そして夏の暑さが残る9月中旬まで

比較的縮みも気にせずに長くお召いただけることと思います。

 

 

お問い合せ                kato@chikusen.co.jp    商品部 加藤まで

 

 

2016.12.20新商品情報竺仙小紋 裏地に凝る

DSCN0608 のコピー

 

弊社では商品を作るだけではなく、着物のお仕立ても承ります。

竺仙の小紋は一反ずつ手染めいたしますので、色も一反毎に違います。

その為、染め上りの八掛をご用意しておくのではなく、その都度、お召になる方の雰囲気、表地色に合わせて

ご相談し、別染いたします。

“江戸小紋三役”と呼ばれるような細かな柄の江戸小紋には表の色と同色、または共薄、共濃、、、などの色で

お仕立てすることが多く、またお遊びにお召になるような柄には反対色や少しひねりをきかせた差色で

合わせることもあります。

 

袖口と裾回りにほんの少し見えるだけなのですが、八掛の色によって仕立て上がりの着物の雰囲気もガラリと変わります。

それだけに八掛の色選びはとても大切で、また楽しいものです。

 

無地染のもの、裾ぼかしになっているもの、小紋柄のもの、様々ありますが、

今回ご紹介するのは手描き友禅の八掛です。

 

上前の衽裏に季節の花が描かれています。(いずれも絹100%)

DSCN0537DSCN0560 のコピーDSCN0590

江戸小紋 花散る里 04-120686   江戸小紋 万筋 02-148279    江戸小紋 滝縞  02-148721

手描き八掛 梅           手描き八掛 桜          手描き八掛 吹き寄せ

 

左・・・源氏香に桜の花弁が配された極柄江戸小紋。着物と同色の地色にのびのびと描かれた梅が冴えています。

春限定の贅沢なおしゃれです。

中央・・濃紫地の縞小紋 万筋に反対色の金茶色の八掛。

桜の花がさらりと極淡い色で描かれていますので比較的季節をとらわれずお召いただけるかもしれません。

右・・・表地は粋な縞小紋ですが、対照的に裏には優雅な吹き寄せの柄で裏表のコントラストを楽しむことができます。

 

八掛は本来、人に見えるものではなく、お召になる際など裾が少し翻った時のチラッと見えるか見えないか、、という

お召になる方だけがわかる、いわば自己満足のおしゃれです。

“裏に凝る” 着物の贅沢を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

お問い合せ kato@chikusen.co.jp 加藤まで

 

 

 

 

2014.09.24新商品情報竺仙 男性正絹着物

            染めにこだわる竺仙の男着物。

       江戸小紋に続いて絓引き(しけびき)小紋のご紹介です。

DSCN3325     DSCN3397    DSCN3329 

コシのある刷毛に色とりどりの染料をつけ、生地の上を滑らせて染められます。

【春の竺仙小紋~春から夏の単衣コーディネート】でもご紹介いたしました絓引き。

緑がかった縹色と落ち着いた利休鼠。

どちらも男性にお召しいただけるような地色に様々な色の線が描かれることで より深みのある表情が生まれます。       DSCN3352

着尺 67-145124       着尺 67-145123

博多帯 23-146785      博多帯 23-146787

生地は本駒お召 1尺1寸巾 。 体格の良い方や羽織のお仕立ても可能です

 

 

お問い合わせ 加藤 kato@chikusen.co.jp まで。

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