2024.10.11
初秋に合わせたい竺仙ゆかたと帯 ③
「縮長板中形 流水に牡丹」
「八重山ミンサー 八寸帯」
空気がカラッと乾いてくると肌に心地いいのが縮。そのままでお召しになっても襟を入れていただいても、天候やシーンに合わせて自在にお楽しみいただけます。
流水に牡丹の柄の長板中形の浴衣は木綿着物のような感覚でお召しになってはいかがでしょう。
合わせたのは黄櫨染色の八重山ミンサーの八寸帯。お太鼓を小さめにするとカジュアルなこなれた雰囲気を演出してくれます。下駄は塗りで少し高めの右近。
2024.09.30
初秋に合わせたい竺仙ゆかたと帯 ②
「コーマ地染 乱菊」
「道屯 半巾帯」
裾捌きもよく着心地のよいコーマ地の浴衣は、初秋にも活躍してくれるアイテムです。
ボリュームのある乱菊の柄は図案化され、たくさんの細い花弁で構成されているので、遠目に白がくっきりと出過ぎないのでこの季節にもちょうどいいバランスになりました。
秋を意識して帯は、柳茶の道屯の半巾帯を合わせてみました。下駄は帯とトーンを合わせて焼きの右近。
2024.09.01
初秋に合わせたい竺仙ゆかたと帯 ①
「綿絽地染 群千鳥」
「琉球絣 半巾帯」
9月の声を聞いても30度を超え、蒸す日も多い昨今は、少し秋の気配を漂わせつつも浴衣らしさを楽しみたいものです。
群れ飛ぶ千鳥だけを染め抜いた綿絽の浴衣に土っぽい茶色と桃色の配色が新鮮な琉球絣の半幅帯を合わせてみました。
下駄は白木の右近で軽さを出して。
白足袋を合わせてもキリッと見えます。