2020.09.11
山形・鶴岡市呉服の専門店トキワ屋様「竺仙展開催」9月11日(金)~17日(木)水曜定休日
9月11日(金)より鶴岡のトキワ屋様で「竺仙展」を開催。
季節柄「江戸小紋」「九寸帯」を中心とした竺仙展でございます。
価値ある商品をラインナップし開催スタートしております。
車でお越しの際はお店はす向かいの銀座パーキングをご利用下されば
駐車券のご用意もして下さいます。
期間限定での開催是非お越し頂きたくご案内申し上げます。
ラインナップ商品の少々ご紹介致します。
山形県鶴岡市本町1-7-48 山形 トキワ屋様
電話 0235-22-0432 水曜定休日 10時~18時30迄営業
竺仙 担当:福本達也
2020.09.09
竺仙ものづくり日記
9/1に発売の『きものSalon 2020-21秋冬号』
「浅田真央さんの東京きもの修行」の撮影の為、
プロスケーターの浅田真央さんが竺仙においでくださいました。
朝からかなりの強雨だった撮影日。
着付けとメイクをしている間、「外の撮影の時はきっと晴れると思う!」と
とてもポジティブシンキングな浅田さん。
今回お召しいただいたのは二枚型を使って染められた鮮やかなビタミンカラーの文久小紋。
用意された着物を見て「きれい!こういう色初めてかも!」「この帯もかわいい~」
そして着物を着ての撮影で外に出ると、言った通り。本当にその時だけ雨が止みました。
今回は江戸小紋を染める現場を浅田さんが訪れ、その技術を体験していただく、という企画です。
訪れたのはこの日の文久小紋を染めた五月女染工場。
防染糊の作り方は工場によってそれぞれで配分も違います。
五月女さんの糊はもち米3~4割に糠と塩を混ぜるそうです。
「なめるとしょっぱいですよ、塩は防腐のために入れるけど大昔は水銀を使っていた」
と聞き、えー!!とどよめく取材陣。
江戸小紋をはじめ、型染の工場を訪れると、糊付けの板が想像以上に低い位置にあることが多く、
驚きます。
糊を置くとき、型紙のつなぎ目をぴったり合わせるには、板が低いほうが真上から見下ろしやすい為です。
そのため職人さんは糊付けの間ずっと腰をかがめて作業をされるのですが、
五月女染工場は比較的、板が高めに置かれていました。
以前に今の工場を改装した際、後を継ぐ息子さんも長身なのでこれからの時代を見据えて
少しだけ高めに作ったのだそうです。
とはいえ天井に何枚ものつけ板が載せてあり、背の高い浅田さんも頭をぶつけないよう、
やはり腰をかがめていらっしゃいました。
それでも、さすがに体幹が整っているのでしょうか、安定した姿勢で素直に手を動かす様子に
「筋がいいね」と五月女さんも感心。
真剣に職人さんの話を聞いてから、「よし、やってみます」と潔く糊おきに挑戦。
終始笑顔で取り組む浅田さんに、皆、さすがトップアスリート!と感嘆しました。
~詳細は現在発売中の『きものSalon 2020-21秋冬号』をご覧ください。
今回はきものSalon特別企画として浅田さんが訪れた五月女染工場での型染体験の参加者募集もあります。
合わせてご覧ください。
2020.09.04
家庭画報 きものサロン2020-21秋冬号が発売されました!
浅田真央さんの東京きもの修行
今回は江戸小紋を取り上げていただきました。
竺仙の文久小紋がとってもお似合いで、格子の博多帯で凛としたお姿がお美しい浅田真央さん。
真剣な表情で江戸小紋の糊置きをする浅田真央さん。
2020.08.26
日本橋三越本店4階呉服売場9月1日(火)まで竺仙のゆかた展開しております。
コロナウィルス・酷暑と気持ちよく過ごす工夫を強いられた2020年の夏、
お盆が過ぎれば竺仙のゆかたコーナーも引き上げるのですが
今年は「特別の夏」・・残暑となりお問合せも多くございます。
皆様に感謝申し上げます。
展開コーナーご紹介致します。
担当:福本達也
2020.08.26
竺仙ものづくり日記
型染の行程の中で、白生地を板に張る作業がありますが、どのように長板に生地を張っているかご存知ですか?
まず、板の表面に糊を薄く付けます。
これを引き糊といいます。
糊を引いた板は乾いているとサラサラしますが、水分を加えると粘着力が復活して、何度も生地を張ることが出来ます。
水を含ませた刷毛を使い、生地を「張ってはがせる」よう、ちょうど良い塩梅に仕上げます。
一般的には動物の毛で作られた刷毛を用いますが、ある職人さんが愛用しているのは「藁刷毛」です。
稲わらで作った刷毛は、水分を多く含ませることが出来て使い勝手が良いそうです。
昔は藁刷毛を作る職人がいたので購入していましたが、今は自らが手作りしないと手に入らない物になりました。
昔ながらの手作業で刈った稲わらでないと刷毛を作れないので、知り合いの農家から譲ってもらっていますが、なかなか思うような藁には巡り合えないそうです。
いくつかの藁刷毛を見せていただきました。
藁の手触りはとても柔らかいですが、それぞれが異なり、きっと水の含み具合やしなやかさ等も差があるのでしょう。
浴衣を染める工程では、多くの道具を使います。
それぞれの道具が作られる過程にも、それぞれの物語があります。
手仕事の世界は広く、とても深いですが、現在は狭まりつつある中で工夫しながら、大切に作っています。
2020.08.17
8月13日(木)~23日(日)仙台・三越「浅草まつり」に出店しております。
今年の夏期休暇はお家で過ごす静かな夏休みの方が圧倒的に多いことかと存じます。
ちょっと息抜きにデパートでも寄って少しの贅沢を楽しむとしましょうか・・・
そんな思いの方が今年の夏は多いのでは・・・。
毎年恒例の仙台三越様での「浅草まつり」先週の木曜日から開催されております。
竺仙の看板商品でございます江戸小紋・高級浴衣・手描染帯・麻帯・手織帯etc・・
沢山ご用意致しました。
眺めておりますだけでも、美しい数々の意匠に心が静まり、この夏も乗り切って頂きたいと願います。
開催中お品物のいくつかご紹介をさせて頂きます。
担当:福本 達也
竺仙の「江戸小紋」
玉糸紬地の「細密手描更紗帯「」
と「雨入り万筋「」の江戸小紋のコーデ
下は絹紅梅小紋「大小あられ」差し色は5色に
麻の手描きローケツの帯合わせ
2020.08.11
竺仙夏期休暇 8月12日(水)~16日(日)
梅雨明けとともに毎日酷暑の日々でございます。世界中の皆が「いつもと違う夏」を過ごしております。
私達スタッフ全員無事にこの夏を過ごしております。今後も引き続き体調管理に心がけお家で過ごす夏休み頂戴いたします。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。
引き続きご来店は完全予約制とさせていただいておりますことご了承くださいませ。
竺 仙
月曜~金曜日 10時~15時 予約受付時間 電話:03-5202-0991
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町2-3
2020.08.07
8月7日~10日(月)迄 京都高島屋「きもの祭」竺仙専用コーナー5階呉服で開催
長梅雨も終わり遅い夏の到来でございます。明日から夏休みの方も多くいらっしゃるかと存じます。
京都高島屋様5階呉服売場で「きもの祭」がスタート致しました。
竺仙の代表商品でございます、「江戸小紋」と「浴衣」
是非間近でご覧頂きたくご案内申し上げます。
担当:近藤信之