2021.08.03
十六茶麦茶WEB限定動画 新垣結衣さん
新垣結衣さんに綿絽白地「鉄線散らし」の柄の浴衣をお召しいただいています。
【十六茶】WEB限定動画「十六茶なのに麦茶?」新垣結衣 – YouTube
是非ご覧下さい!
2021.07.29
婦人画報デジタルにて長板中形染を紹介していただいています
婦人画報デジタル7/21 朝香沙都子の着物ダイアリー「江戸の粋、長板中形の藍と白』
https://www.fujingaho.jp/uts-kimono/essay/g37046183/asakasatoko34-210721/
野口染工場の染工程もご覧いただけます。是非ご一読ください。
2021.07.15
竺仙ものづくり日記
東京も梅雨明け間近。日差しが強くなってきました。
昨年に続いて今年もいつもと違う夏になりそうです。
そんな中、商品部は来年の夏のことを考えながら商品づくりをしています。
型絵染めと手描き、麻の染名古屋帯を染める準備を始めました。
麻の素材感があふれる風合いと透け感がなんとも涼し気です。
染め出しを待つ小千谷で織られた麻帯地。
着物の柄は季節を先取りすることが多いので、帯も萩や女郎花、秋を感じさせる柄・・・
また、夏の帯だからこそ、袷の時期には着ないような遊び心がある柄・・・
以前に比べて着用時期が長くなっているとはいえ季節限定の帯です。
夏のお出かけが楽しくなるような帯を作りたい、と思いめぐらせています。
こちらは今年の夏用に作った麻帯の一部です。
麻帯は盛夏の帯ではありますが、九寸名古屋帯ですので芯を入れて仕立てるため
5月末から9月頃までの単衣の時期の帯としてもお薦めしています。
2021.06.30
KIRIN 麒麟特製レモンサワー 中村アンさん
麒麟特製レモンサワーWEBサイト トップページで中村アンさんに絹紅梅ゆかたをお召しいただいております
優しい笑顔の中村アンさんに淡い藤紫の絹紅梅。とても素敵です。
是非ご覧ください。
2021.06.28
Oggi 8月号に竺仙ゆかたを掲載していただきました
小学館 Oggi 8月号(6/28日発売)大人の浴衣の「新・素敵なお作法」にて
奥州小紋ゆかた〈つわぶき〉コーマ白地差分〈万寿菊〉をお召しいただいております。
是非ご覧ください。
2021.06.23
CanCamキャンキャン8月号に竺仙ゆかたを掲載していただきました
小学館 CanCam 8月号(6月23日発売)にて竺仙ゆかたをお召しいただきました。
小室安未さん 綿絽白地「萩に百合」70頁、紅梅小紋「薬玉」74頁
板垣瑞生さん 紬浴衣 「変わり業平格子」72頁
浴衣でデートの楽しそうなお二人です。是非ご覧ください。
2021.06.04
Marisol マリソル7月号に紅梅小紋ゆかたを掲載していただきました
集英社 マリソル7月号(6月7日発売)にて
知花くららさんに紅梅小紋ゆかたをお召しいただいております。(24,25頁)
毎年、知花さんには竺仙ゆかたの素敵な着姿をみせていただきますが
今年は「輪舞」と名付けられた紫の紅梅小紋を着物風に。
是非ご覧ください。
2021.05.28
25ansヴァンサンカン7月号に絹紅梅ゆかたを掲載していただきました
ハースト婦人画報社 ヴァンサンカン7月号(5月28日発売)で
中条あやみさんに橙色の乱菊柄の絹紅梅を、夏らしくカジュアルにお召しいただいております。(33頁)
ぜひご覧ください!
2021.05.26
竺仙ものづくり日記
毎年、夏本番が来る前にはもう次年度の浴衣づくりに取り掛かります。
今年発表した浴衣は、昨年の今頃から「どんな浴衣をつくろうかな」と考え始めました。
先日発売の『美しいキモノ』2021年夏号に掲載していただいた、紺と赤のコントラストが印象的な浴衣は、アイヌ紋様からヒントを得てデザインしたものです。
独特な曲線で変化を付けた紺の格子に、赤い市松格子を重ねました。
基は伝統的な柄でも、色を変えたり少し変化をつけるだけで新しい表情になり、どこか遠い異国の国旗のような雰囲気にも見えます。
性別に関係なくお召しいただけるようにキングサイズの反物で染めました。
総柄ですので、お着物風にアレンジしても着やすいかと思います。
何も説明はしませんでしたが「ジェンダーレス」とご紹介していただき、様々な想いが伝わったように感じてとても嬉しく思います。
お着物は基本の約束事が多いですが、それを楽しみつつ、ちょっとしたボーダーを超える楽しみも味わえるように。
今年もまた「どんな浴衣をつくろうかな」と考え始めます。
2021.05.12
竺仙ものづくり日記
前々回のフランス縞に続いて縞の江戸小紋のお話です。
永年竺仙の縞の江戸小紋を染めていただいている現代の名工 浅野榮一氏
今年の東日本伝統工芸展に入賞した作品と同じ柄がこちらの反物です。
2本の縞が、角のある立涌のような形に彫られていますが
染め上がりの反物を見ると、市松の横段柄が浮かんで見える不思議な縞柄です。
右の写真の畳目の柄にも少し似ていますが、型彫り師はここからこの柄を考えたのかもしれません。
竺仙では残念ながら現在は所有していませんが、連続した鍵状の縞で雁木(がんぎ)縞という型紙があったようです。
均等な二本の縞のことを金通(きんつう)縞といいますので、この柄の正式な名前はわかりませんが、
金通雁木縞 あるいは環繋ぎ、といったところでしょうか。
どちらも緻密な縞が美しい、染め上がりも凛とした江戸小紋です。
新しい縞の柄を生み出そうとする彫りの職人の遊び心と、それを白生地に染め上げる染の職人の技が駆使された
逸品です。