2021.02.12
#犬の生活様×竺仙手ぬぐい キュートな画像を提供してくださいました。ほらこんなに愛らしく変身!
#犬の生活様が竺仙手ぬぐいをご購入下さり、キュートな画像を提供してくださいました。ほらこんなに愛らしく変身!
2021.02.10
竺仙ものづくり日記
今回のものづくり日記は、ものづくりの代わりに最近取り組んでいることをお届けいたします。
営業時短要請などでご苦労されている方々は多いと思いますが、浴衣を染める現場も同様です。
例年のこの時期では考えられないくらい染工場はひっそりとしています。
でも、こんな時には普段忙しくて出来なかったことをしましょうという事で、撮影会をしました。
もっと多くの皆様に丁寧なものづくり、伝統的な手仕事をお伝えしたい、という想いで準備しています。
来月からは順調に稼働できますように、染め上げた沢山のゆかたが空を泳ぎますように、という想いで準備をしています。
2021.02.05
今年の新作のお披露目・・まずは金麦CMで石原さとみさんが「向日葵の柄」を着用して下さっております。
2021.02.04
オンラインストアー新着商品
■竺仙オンラインストアー情報
今週の竺仙オンラインストアー新着商品
【竺仙マスク】 『コーマ生地』紫陽花
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM048.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』源氏香
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM049.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』稲穂
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM050.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』釘抜き 深緑
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM051.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』小茄子
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM052.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』二崩し 深緑
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM053.html
【竺仙マスク】 『コーマ生地』輪繋ぎ 小豆色
http://www.chikusen-onlinestore.jp/SHOP/CM054.html
是非ご覧下さいませ。
2021.02.04
サントリー金麦CM『四季の金麦』篇 公開中です
サントリー金麦 CM『四季の金麦』篇にて
石原さとみさんにお召しいただいています。
https://www.youtube.com/watch?v=ezTRoDP-2hE
綿絽白地 向日葵の柄
2021.01.27
竺仙ものづくり日記
つづくコロナ禍。多かれ少なかれ予定通りに事を進めることができずにいる、という方は多いと思います。
竺仙も例外ではありません。
例年、今の時期は一月の展示会でご注文をいただいた商品の染出しでフル稼働となるのですが
今年は展示会を三月まで延期することに致しましたので、まだ新作を皆さんにお披露目できずにいます。
浴衣や麻帯などの夏物は、今から染めの作業にかからないと夏までに全国の呉服店、百貨店などの売場で
皆さんにご覧いただけなくなってしまいます。
その様な事態にならないよう、竺仙商品部も職人さんと相談し、先に染める手配をするなど、
ご注文が入り次第、大急ぎで染めることができるよう準備万端にしています。
受注生産の商品、お誂え染いただいた商品は、見本通りの柄と色で染めることになります。
こちらは新作の麻染名古屋帯の色見本。
染め出しの準備が整いました。
夏帯は受注生産なので、この後の展示会などでご注文を頂いた際、生地と一緒に染職人さんにお渡しして色合わせの見本にする大事なものです。
こちらは江戸小紋染職人、浅野さんのしごき糊の色合わせ作業の光景です。
しごき糊の色を作っています。
染める反物と同じ生地に試しに色を付け、工房の片隅にある鍋の中で蒸します。
実際に反物を染める際には色を定着させるために蒸し箱に入れるので、蒸し時間と温度を調整して試し染めをするのです。
しごき糊の色と蒸して染め上がった反物の色は全然違います。蒸した後に色が合うよう染料を混ぜていきます。
染め上がりの色はその時の天候など長年の勘によるところも多く、見本の色に近づくよう試行錯誤を重ねます。
そうして出来上がった手仕事による品物は、お客様だけの唯一無二のものといえることでしょう。
2021.01.14
竺仙ものづくり日記
1月7日の緊急事態宣言の発出及び日ごとの感染者数を鑑みまして、明日から開催予定でありました竺仙展を中止させていただくことといたしました。
感染防止対策を徹底し広い会場での開催を目指し準備してまいりましたが、ご来場のご予定を組んでいらした方々には直前のお知らせとなりましたことをお詫び申し上げます。
令和3年夏のゆかた新作発表として、まずはお取引させていただいている皆様に向けて、直接ご覧いただけるよう竺仙本店に準備いたしました。
ご案内状をお持ちの方でご希望がございましたら竺仙担当者にご連絡ください。日時のご予約を承りご案内させていただきます。
昨年からのコロナ禍にあり、各地のお祭りや花火大会、成人式など各種行事もなく、浴衣や着物を着て出かけることも少なくなりました。
ものづくりの現場にも影響がでて、思うように染場を稼働できなくなったり、やむなく廃業を決めた職人もいると聞きます。
このままでは着物の伝統的な文化やものづくりの技術が途絶え、次の世代に伝えることが出来なくなるかもしれない、という危機感と無力感を感じています。
以前から大先輩方に、関東大震災や戦争時には型紙を持って逃げたという昔話をよく聞いてきました。
今は私たちが乗り越えて伝統と技術を伝え残していかなければなりません。
だからこそ前進し、新しいものづくりを続けています。
今年の夏には浴衣姿で沢山お出かけが出来ますように。
お家の中でお召しになれば、旅行気分を味わえたり女優に変身出来たり、楽しみ方がたくさん詰まった浴衣を今年もつくりました。
新柄はもちろん、定番柄や久しぶりに登場する懐かしい柄までございます。
これから様々な形で発表していきますので、どうぞ楽しみにしていてください。
2020.12.09
竺仙ものづくり日記
竺仙では、師走に入ってすぐに大掃除を行いました。
毎年、年明けに新作発表の展示会が控えておりますので、年末年始は大変慌ただしくなります。
ですので、きちんと掃除が出来るように少し早めに行い、1年の汚れをしっかりと落とし、今年も無事に大掃除を終わらせる事ができました。
展示会は竺仙創業の地である浅草で行います。
創業当時の竺仙の店内を想像してしつらえた展示会の写真は今年のものですが、来年はどのような展示にしようかと今は頭を悩ませております。
竺仙の現在の所在地、日本橋小舟町も浅草にたいへん縁のある町です。
雷門をくぐり仲見世を進んでいくと、浅草寺山門の宝蔵門(仁王門)があります。
宝蔵門に掛けてある大提灯は小舟町奉賛会からの奉納ですので、大きく小舟町と書いてあるのが見えます。
雷門や本堂の大提灯が有名ですが、浅草寺を訪れた際にはぜひ宝蔵門の小舟町大提灯にも注目してみてください。
また、日本橋小舟町の守護神、八雲神社にちなみ「牛頭天王(ごずてんのう)」の手ぬぐいを染めました。
小舟町八雲神社は、牛頭天王三社の三の宮です。
牛頭天王は祇園精舎の守護神、薬師如来やスサノオノミコトと同体視され、江戸時代までは広く信仰されてきた神様でした。
全国の祇園社、天王社の主祭神として、疫病を防ぐ神として祀られていましたが、明治の神仏分離令でその名は消えてしまいました。
八雲神社天王祭は、350年以上にわたり斎行していますが、青龍、朱雀、白虎、玄武の四神旗を飾り、その様子は江戸時代の浮世絵にも見られます。
手ぬぐいには牛頭天王と四方を守る四神を描き、除災、疫病退散の願いを込めました。
来年の干支は「丑」ですので、ご注文も多く戴いております。
只今在庫切れにて追加生産しておりますので、少々お待ちください。
2020.11.24
竺仙ものづくり日記
この時期の竺仙には、浴衣はもちろん、江戸小紋や帯など来年お披露目するための新作が染め上がってきます。
今年は例年通りに、とまではいきませんが、少しづつ染め上がってきた反物が井桁に積まれています。
すっかり来夏のことばかり考えている竺仙ですが、思えば冬はまだこれから。
今年も染め上がりました、鹿に紅葉の柄の江戸小紋。
鹿は言わずと知れた神の使いで、吉兆をもたらすとも言われます。
トナカイと雪の結晶にもみえるのでクリスマスの装いにもお薦めしています。
ミルクティ色とチョコレート色の二色で染めてもらいました。
これを着て、楽しい気分を盛り上げていきたいですね。
2020.11.11
竺仙ものづくり日記
竺仙の奥州小紋 絹紅梅 江戸小紋などの反物を見ると反物の端に柄の無い部分があります。
この生地端の耳の無地場は型染、江戸小紋の染め工程でうまれるものです。
型紙を使い防染糊を置くため、白生地をつけ板に張る際に、生地の端に紙テープを貼ります。
地色を染める前にそのテープをはがすので、その部分には柄が無く地色がそのままに染まります。
板に糊がついており、白生地はぴったりと張り付いているのですが
生地が乾燥して捲れることが無いようにテープを貼ります。
また防染糊が型紙をはみ出して板や生地に付くのを防ぐためでもあります。
昔の職人さんはテープを貼らずにその都度糊を落としていました。
今も、柄や、職人さんの長年のやり方によっては貼らない場合もあります。
ちなみにプリント染の江戸小紋は生地巾いっぱいに柄が染まっていて耳がないことが多いようです。
さらに手付の江戸小紋にみえるように耳の部分だけ上から無地に染めていることもあるそうですが・・・
江戸小紋の染職人、千和多さんの生地張りの光景です
白生地を地張木という硬い木で均すのですが、同時に生地の耳を念入りにつぶしてから紙テープを貼っています。
白生地の端は製織の際、緯糸が折り返すところなのでわずか1㎜にもならないわずかな厚みですが、なるべく平らになるようにするのです。
耳かきというこの工程によって生地と板の段差を少なくして型紙を保護し、また極細の錐彫り小紋を染めるときには糊が生地端でたまらないようにし、染め上がりがよりきれいになるようにしているのだそうです。
一口に小紋を染めるといって防染糊を置く前にも繊細な気配りがあり、目に見えない工程が沢山あります。
その手間があるからこそ見事な反物が染めあがるのですね。
耳まで美しく染め上がってきた千和多さんの江戸小紋。
耳の巾が細くて繊細です。
職人さんによって耳の染め上がりにも違いがあり、それぞれの味があります。